デカトロンのサイクルジャージ、ちょいレビュー
おフランス🇫🇷のスポーツアパレル大手、デカトロン。
スポーツアパレル関連の仕事もしてるのに、全く知らなかったデカトロン。
会社の海外部の人に聞いたら、みんな知ってたデカトロン。
欧州、アジアではかなり進出しており、日本にはオンラインストアでのみ上陸してきている。
海外の店舗の写真を見る限り、スポーツ用品のIKEAって感じで、商品も価格も似たような感じである。
しばらくは、日本ではオンラインのみの展開だろうが、このデカトロンが中々ヤバイ。
というか、凄い。安い。
安い割には悪くないのである。
ただ、品質はあくまで悪く無い であって、いいわけではない。
日本で言うとボディーメーカーに近い品質&価格だ。
ボディーメーカーも、初心者向けに入門低価格でアイテムを揃えている。
デカトロンも同様な立ち位置なのだろう。
で、デカトロンの自転車レーベルはBTWINという名前で、実はツールドフランスに出ているエフデジのジャージを作っている。
まぁ、一般に売るものと、プロに配給するものは全く品質が違うこともあるのでアレだが、得体の知れない中国ブランドよりは安心できる。
どれだけ安いかと言うと、このロング袖のサイクリングジャージが、セールだったとは言え2900円
訳が分からないくらい安い。
しかもデザインはぶっちゃけ悪くない。
というか好みのシンプルなデザインだ。
ただやっぱり値段相応なのが、袖周りだ。
日本ブランドでは絶対OKの出ない処理のオンパレード。
縫い目の凸凹もデカイ!
腰回りのテープもやはりチープ
でも2900円なら全然問題なし。
今年の秋、冬の通勤で活躍してくれそう(^ω^)
ただ、休日のロングライドにはパールイズミを着ると思う。
貧乏人にはお金のメリハリが必要なのです。
リーマンライダーのすすめ
自転車ってやつはこだわり出したらきりがありませんし、お金がいくらあっても全く足らない泥沼です。
しかし我らサラリーマンの給料は中々上がらないので、超級山脈並みに上がる購買意欲に比例した財を持つことができません。
そうなると、高い自転車やパーツを付けている自転車を見ると
モヤッ!としますね!見苦しい嫉妬がメラメラとwwww
マラソンではこう言うことはあまりありませんし、サッカーや野球でもあまりありません。
自転車が機材スポーツである宿命と言えるでしょう。
私は、最初に買ったジャイアントのエスケープ以外はヤフオクで手に入れた、ロゴの無いフレームを続けて乗り、現在はTNI MK2を乗るという貧乏ひねくれ者なので、ブランドというものに対しての敵愾心が非常に高いのです。
裏を返すと人一倍ブランドに対しての憧れがあると言えるでしょう。
多分トレックなんて買った日には、『やっぱりメーカーものが正義ですわwww』と言うに決まってる。
私が良く走る淀川サイクリングロードも、高い自転車や高いホイールの展示会状態です。
カーボンディープリム?
なにそれ美味しいの?
羨ましくなんて、、悔しい、、でも羨ましい!
と言うように私のようにコンプレックスだらけの企業戦士は多いと思います。
だからこそ私はリーマンライダーとしての矜持を持つべきだと思うのです。
カーボンは確かに軽い。剛性もある。
だけど、それを乗って早く走れても成長はしません。それより、クロモリやアルミの自転車と重いホイールで腕を磨き、カーボンを手に入れるその日に備えましょう。そう新人社員のように。
自転車は長く続けられるスポーツです。
だからカーボンで楽するのは楽しみにとっておくのがいいのではないでしょうか。サラリーマンが定年後蕎麦屋を作ろうとするように。
自転車アパレルはなんで高い
サイクルジャージって高い。
まぁ、機能糸を使ったり、縫製が特殊だったりするから仕方ないとは言え、やっぱり高い。
フランスのスポーツブランドデカトロンで2500円ほどのサイクルジャージを購入したところ、たしかに着心地は微妙でしたが、十分着用できるレベルでした。
またアマゾンでシンプルな無地のサイクルジャージであれば同じくらいの値段で購入できます。
日本でサイクルジャージが高い理由の一つの理由は、自転車が富裕層のスポーツであるからというのは間違いないでしょう。これはゴルフも同じです。
ランニングのような幅広い層のスポーツは、高級ゾーンもあれば、ボディーメーカーのような入門ゾーンブランドもあります。
しかし、日本の自転車はそもそも競技人口も少なければ、やってる層も富裕層に偏っている。そうなると中々低いボリュームゾーンで販売する旨味がメーカーにはない訳です。
これは悪い事では無く、堅実にメーカーが利益を上げることで、業界全体が安定する事に繋がるからです。
しかし、高い!
私は比較的市場価格より高い衣服系を販売しているので、高く売っても利益なんて思ってる以上出ないし、下っ端なんかは中の下くらいしか収入がないのと分かっているので、低価格ゾーンが現れる事で価格競争に突入しても、実は誰も得しないのは分かっています。
でも高い、、!
価格競争になると、消費者は一見徳をしそうなものですが、これは意外と逆で長い目で見ると損になります。
まず、価格競争になったら品質が下がります。これはまず確実です。
どこから落ちて行くかというと、先ずは縫製。縫製がより簡単で失敗しにくいように。そしてロスの基準を下げる。荒くなります。
そして次の段階は素材。
糸の質を下げたり、量を減らして行きます。
この段階になると、体力のないメーカーはもちろん潰れます。
高級路線のメーカーは生き残りますが、俗に言う普通のメーカーは無くなります。
結果、すごく高いもの か 安いものしか無くなります。適正価格の選択肢が極端に減ってしまうのです。
それは消費者にとっては損と言えるでしょう。
でもやっぱり高いなぁ!
と、貧乏サラリーマンは思ってしまいます。しかし、今のサイクルジャージは品質がいいため、2〜3年くらいは余裕で待ちます。
そのため、高くとも十分元がとれると言えるでしょう。
余談ですが、tシャツの質が最近目に見えて落ちてきて、ファストファッションブランドのシャツは2クールくらいでダメになります。
逆に10年前に買ったシャツはまだまだ現役です。
これが、安物買いの銭失いの典型と言えるでしょう。
結果として、下手に安いものを沢山買うより、しっかりとしたものを適正価格で買うのが、みんな幸せになる方法と言えるでしょう。
でも高いので、あさひとかドッペルとかボディーメーカーなどの初心者入り口ブランド、ショップが いい感じ出してくれるのを期待してます。
まぁ、私はしばらくデカトロンユーザーになりそうですが、、、
デカトロンHP(フランス版ボディーメーカーみたいな感じです)
bryton Rider530のコスパが凄い
サイコン戦国期になって来た感がある今日この頃。
台湾メーカーのbrytonの最上位モデルのRider530を使っています。
ガーミンやポーラのサイコンは手が出ない。でもGPSのナビ機能も欲しい、ライトも欲しい、でも安く欲しい!
という葛藤の末、使い勝手が良くなったとのレビューを見て購入を決断しました。
そもそも、元々はスマホをサイコン変わりにしてたのですが、
・バッテリーが持たない
・夏は熱暴走、冬は寒さでバッテリーが落ちる
・落として画面を割る
・予備バッテリー必須
・外光で画面が見辛い!
と1.2時間ならいいんですが、5時間以上乗る時はログ取れないとかザラです。
と言うか、バッテリーに気を使いすぎてしんどい!
なので、サイコン単体を導入することにしたのですが、安いサイコンだとログが取れないので、以下の点で探しました
・ログが、スマホまたはPCで連携できる
・GPSで移動ログが取れる
・地図が見れる
・バックライト
で、この内容で探すとガーミンなんかは五万を楽勝で超えてきます。
貧乏サラリーマンライダーの私には無理無理です。
で、ワールドサイクルさんのブログでbrytonの紹介をされてて、なんと2万円で上記の内容を満たすという驚異のコスパ!
悩んだ末購入しました!
さて、では実際どうか?
まずは悪い点から(笑
地図はオマケ
地図、、ぶっちゃけオマケです笑
まずもって、見ての通り基本は自分の位置とルートを示すだけのものなので、道を外れたからと言って、リルート機能なんていいものはございません。
地図は基本、スマホのアプリから設定するのですが、グーグルのルート検索機能なので、効率的なルートでは決してありません!
ちゃんとしたルートを登録したい場合は、ナビソフトで別途ルートを検索し、ポイントポイントで登録して、ルートを繋ぐのがいいでしょう。
外部データ読み取りも出来るはずですが、イマイチ使いづらい、、
Bluetoothがセンサーに使えない!
Bluetoothを搭載しているのに、スマホとの連携用でセンサーとは繋がりません、、、センサーはANTプラスのみ!
これ、結構ダルいです!
スマホから乗り換えようとしている方はお持ちのセンサーが、ANT対応かチェックしておくべきでしょう。
逆にantのセンサーを使ってる方には、いい塩梅ですが、この時代にantオンリーというのは中々ツライ、、
レザインの格安サイコンはBluetoothも対応しているそうなので、スマホ財産を活用したいかたは、レザインの方がいいかもしれせん。
音でかい
電子音が無駄にデカイ!
しかも音量調整出来ないので、地味にストレス。まぁ、音をオフにすればいいんですけどね。
wifiのパスワード入れるのが超めんどい
このサイコンは、wifiに繋げば、単体でネットに繋がるので、データのアップロードとかが快適なのですが、最初にwifiのパスワードを入れるのに、一文字ずつボタンを押してスクロール入力しなくてはいけないという苦行。
スマホアプリ経由設定できるといいのに!
という訳で文句だらけでしたが、
結局のところ、いい部分の方が多いので、総合的に満足してます。
地味に嬉しい電子コンパス
GPS搭載なので、電子コンパスを表示させることが出来るのですが、これが地味に使える。
道に迷った時怖いのが、自分がどの向きを向いているのか。
逆に迷っても方角さえ合ってれば、近づく事は出来ます。
超方向音痴の私はナビでも結構迷うので、この電子コンパスで、迷う→なんとなーくコンパスを元に進む→予定のコース戻る という事が多いですね!
バッテリー超持つ
バッテリー超持ちます。
メーカー発表で24時間以上余裕で持つという驚異のスタミナ。通勤ライドプラス週末ライドでも、週一充電で余裕です。
ストラバと自動連携する
ストラバのアカウントと紐付けすると、ログをスマホと共有する際に、自動でストラバに共有する事ができます。
これ、めっちゃいい。というか、ストラバが楽しい。
画面がデカイ!
激安サイコンのライバル、レザインと比較すると見劣りする所も結構あるんですが、画面が大きいのがいい!
表示を増やすと、どうしても見辛くなるんですが、一般的なサイコンの中でも大画面に属する大きさなので、視認性は非常に高いです。
やっぱり何と言っても安い!
最上位モデルでも、本体だけなら2万円なので、センサーをすでに持ってる方で、GPSタイプが欲しい人には是非ともおすすめです。
antのセンサーを持っていない人は、センサー付きのモデルがいいです。
antのセンサーって探すと意外に無かったりするんで、、
310 と10 は安いのですが、絶対地図機能とか(オマケだとしても)使いたくなるので、最初から530がおすすめです。
まぁ、ガーミンとかには逆立ちしても勝てないスペックではありますが、週末ライダーのサイコンとしては優秀です。てか十分です。
また電池もかなり持つので、ロングライドには最適!
ガーミンブランドを持ってる自分が好き!では無ければ、十分候補になるでしょう。
しかし、、、レザインも気になってるので、誰かレビューしてくれないかなぁ、、、
ワールドサイクルさんのラインナップ↓